理事長挨拶
一般社団法人 日本臨床歯科CADCAM学会
理事長の䔥敬意です
相変わらずのコロナ禍の影響で、皆様におかれましては、大変ご苦労されているところと思います。
ただ、withコロナというものに少しずつ取り組んで、その社会生活も進みつつあるところであります。
ここ最近では、日本の製薬会社でも、有効な治療薬の開発が進んでいて、いよいよafterコロナの時期が近づいてきていると感じています。
歯科医療も少しずつ回復するものだと思います。
さて、日本歯科医師会の発表の中に『2040年の社会と今後の歯科医療』についての調査報告が出ていました。
日本歯科総合研究機構の調査した結果でございますが、その中で今後取り入れたい歯科技術についての項目で、なんと、CAD/CAM冠がインプラントを大幅に超えて全体の2番目に挙げられていました。1位は口腔機能低下症についてと言う事で、何処にしても現在社会はその時代背景に敏感であることに間違いありません。
それは近未来の社会においての本会の役割を実感すると同時に、本会のこれからの目覚ましい発展を大いに期待するところで有ります。
今後とも会員の皆様の期待に応えたいと思います。
執行部一同、捲土重来の気概を持って頑張るところであります。
どうか変わらぬご交誼を賜りますようお願い申し上げます。
一般社団法人日本臨床歯科CADCAM学会
理事長(前会長) 䔥 敬意
会長挨拶
会員の皆様へ
盛夏の候、一進一退のコロナウィルスと共存する生活様式に閉塞感を感じる今日この頃でございますが、会員の皆様におかれましては、時下ますます御隆盛のこととお慶び申し上げます。
さて、このたび私 北道 敏行は、6月22日の社員総会およびその後の理事会でご推挙を賜り、前任の䔥 敬意先生より第3代会長の重責を引き継ぐこととなりました。
このたび会長から理事長に就任された䔥先生の堅実なリーダーシップのもと、昨年は将来の分科会入りを目指すための10年間のビジョンを策定し、それを実現させるための組織作りを行いました。
分科会入りの実現には多大なエネルギーと長い時間を要する事は言うまでもありませんが、「CAD/CAMを通じて日本の歯科医療に貢献する」をスローガンとして、学会運営のトップである䔥理事長と円滑な連携をしながら学術のトップとして微力ではございますがこの学会をCAD/CAMのフロントランナーとしての地位を盤石にしていく所存でございます。
学会執行部各位はもちろんのこと一人ひとりの会員の皆様はもとより、関係者各位のご指導ご鞭撻を賜りながら学会発展に一層精励していきますので、今後とも倍旧のご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
一般社団法人日本臨床歯科CADCAM学会
会長 北道 敏行
概要
学会の沿革
2006年
セレックユーザーに対してシロナ社(現デンツプライシロナ社)の企画で、第1回CERECフォーラムが開催された、その後、フォーラム講演したメンバーがJSCAD (Japanese Society of Computer Aided Dentistry )をスタディグループとして2007年に2月に設立し、岡村光信先生が初代会長を務めた。
CCCを中心に「セレックを教える」スタディグループとして活動 を開始、2007年9月にISCD ( International Society of Computerized Dentistry )の日本支部として承認された。
2014年4月
会員数が200人超を期にスタディグループを一般社団法人日本臨床歯科CADCAM学会として、公益性も追求し、法人化する。法人の初代会長は草間幸夫先生。
2020年7月
コロナ禍の中、同法人の第2代会長の䔥敬意先生の元、学会運営の強化を推進。歯科CAD/CAMシステムの発展に伴い、セレックだけでなく他社のCAD/CAMシステム及び附帯マテリアルについても本学会で取り扱うことになった。また、2021年7月より長期ビジョン設定*と共に組織改革により本学会の執行体制において理事長制度を施行して、初代理事長に䔥敬意先生が就任し、法人の第3代会長には北道敏行先生が就任した。
2021年7月
第1回サマーフェスティバル(夏フェス)を開催。
2023年10月
歯科技工士部門設立。
2024年7月
歯科衛生士部門設立。同年12月第10回記念学術大会を開催。
会員数
958名(2025年2月現在)
活動内容
フォーラムの開催、学術大会、会員の研究発表、情報交換、機関誌の発行、CAD/CAM臨床の教育